当ウェブサイトでは、サイトの利便性向上のため Cookie(クッキー)を使用しています。
Cookie の使用に関しては、「プライバシー・ポリシー(コーポレートサイト)」をご確認ください。

閉じる

最新号

HASEGAWA LETTER 2026 (No.44)

香りのもつチカラ
~日常を彩る香りの魔法~

HASEGAWA LETTER 2025 (No.43)

香りと多様性
~広がり続ける香りの世界~

HASEGAWA LETTER 2024 (No.42)

生物と香り
~無限の可能性をもったもの~

HASEGAWA LETTER 2023 (No.41)

"幸せ"
~五感からのちょっとした贈り物~

HASEGAWA LETTER 2022 (No.40)

SDGs 香り
~未来のために~

HASEGAWA LETTER 2020 (No.39)

香りの不思議
見える化の探究

HASEGAWA LETTER 2019 (No.38)

誘う香り、
誘われる香り
CONCEPT

HASEGAWA LETTER online は
長谷川香料がお届けする
「香り」と「香料」の情報サイトです。
1年で冊子が1冊ずつ増えていくような
サイトを目指しています。

NEW ARTICLES

新着記事

  • OUR 技術レポート 2026.09

    オレンジジュースの“本物らしさ”を
    追いかけて

    ~オレンジ果汁代替としての乳化香料の活用~

    長谷川香料(株)総合研究所
    田中大河

    閉じる

    <3分でわかる解説> オレンジジュースの“本物らしさ”を追いかけて
     オレンジジュースは100年以上にわたり世界の食卓を支えてきた定番の飲料である。しかし近年、その安定供給が大きく揺らいでいる。最大の要因は、ブラジルなど主要産地で深刻化する「カンキツグリーニング病」という病害である。防除法が確立されておらず、感染樹の伐採を余儀なくされるケースも多く、収穫量の減少による果汁の価格高騰が世界的な課題となっている。値上げや販売休止が相次ぐ今、果汁の使用量を抑えつつ品質を保つ「代替素材」のニーズが急速に高まっている。
     当社では、オレンジ果汁らしい香りと口当たりの再現を目指し、果実由来の食物繊維を用いて乳化香料の風味発現を改善することで、オレンジ果汁の代替素材を開発した。その効果を客観的に可視化するため、QCM(水晶振動子マイクロバランス)法という微量な質量変化を捉える分析技術を導入した。舌表面を模したセンサーを用い、香料が口腔内にどれだけとどまるかを定量的に評価した。その結果、ペクチン配合の乳化香料は舌に吸着しやすく、果汁感や濃厚感を効果的に補える可能性が示唆された。実際に開発した乳化香料をオレンジ果汁10 %の飲料に添加すると、果汁20 %に近い風味を再現できた。
     この技術はオレンジにとどまらず、グレープフルーツやパイナップル、ユズなど幅広い果汁へ展開可能である。原料リスクが高まる時代において、サプライチェーンの安定化に貢献し、香りのチカラで食の未来を支える実用性の高い研究である。

    閉じる

  • THトピックス 2026.09

    長谷川香料登録特許
    (2025年4月~2026年3月)

ARTICLES

記事を探す

※タブは右にスライドできます。

  • すべて
  • 最新号
  • ⾃然科学⾹話
  • 社会の中の⾹り
  • OUR 技術レポート
  • カオリ to ミライ
  • THトピックス

掲載記事すべてを検索いただけます。

長谷川香料研究員が自ら行った研究について熱く語ります。

長谷川香料から最新の話題をお届けします。
*THは長谷川香料の略称名です。(T. HASEGAWA CO., LTD.)

WORDS

⾹りの⽤語を知る

⾹りや⾹料の専⾨的な⾔葉や技術については、あまりなじみがないかもしれません。⾹りの専⾨分野で⽤いられている⽤語や⾹料技術など、⼀つひとつにフォーカスを当てて図解します。⾹料の不思議な世界をのぞいてみませんか。

⾹りの⽤語解説⼀覧へ

BACK NUMBER

バックナンバー

本サイトで掲載されたHASEGAWA LETTERの記事をご覧いただけます。
併せて、HASEGAWA LETTER 1994年(創刊号)からの掲載記事については、タイトル一覧をご案内しています。

バックナンバー⼀覧へ