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Contents

[巻頭香話]

フェロモン分子の立体的な形に魅せられて
―鏡像異性と生物活性との多様な関係―

日本学士院会員・東京大学名誉教授
森 謙治

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フェロモン分子の立体的な形に魅せられて
20世紀に入り微量有機化合物の分析が可能となり、生物活性物質の研究が始まった。ファーブルによってはじめて示唆されたフェロモンは、現在では、生物の相互通信の謎が解明され、害虫防除剤として利用されている。生物活性物質の立体構造、鏡像異性とフェロモン活性の関係について、東京大学の森謙治名誉教授に紹介していただいた。

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[研究ノート]

森 謙治先生の研究哲学を胸に

長谷川香料香料基盤研究所
増田 唯

[技術研究レポート]

天然感あふれる香りを
目指して
~果物からの微量重要香気成分
rotundoneの発見~

長谷川香料技術研究所
中西 啓

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天然感あふれる香りを目指して
果物の香りは世界中の人々を魅了する。果物の香気成分は数多く報告されているが、いまだ天然感のある果物の香りの完全な再現はできていない。 今回、天然の果物らしさに寄与している微量重要香気成分としてrotundoneの同定に成功した。

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  • 2019年 (No.38)
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[技術研究レポート]

「スパイスの王様-コショウ」

香りの追求とリプレーサーの開発
~天然原料の現状と代替ニーズへの対応~

長谷川香料フレーバー研究所
山田晴久

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「スパイスの王様-コショウ」の香りの追求とリプレーサーの開発
加工食品には数多くの天然原料が使用されており、昨今、それらの価格高騰や品質管理が食品メーカーの大きな課題となっている。そのような状況の中、代替素材のニーズやコストダウン素材の提案要望が増加してきている。
本稿では、ペパーリプレーサーの開発経緯・事例を中心に、天然原料代替素材ReplaTH(リプラス)について紹介する。

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[技術研究レポート]

春の訪れを香りで伝える
サクラ「春めき」
~香りが開く社会への扉~

長谷川香料フレグランス研究所
大森祥弘

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春の訪れを香りで伝えるサクラ「春めき」
日本人に好きな花を聞いてみると常に上位に入るのがサクラである。サクラの品種は300種類とも400種類ともいわれるが、その中で香りの強い品種は限られている。本稿ではサクラの中でも極めて強い香りをもつ新品種「春めき」についての研究結果と、取り組みについて紹介したい。

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[特集]

Breweryが創造する
味と香り
〜クラフトビール醸造所を訪ねて〜

長谷川香料フレーバー研究所
吉田輝昭
長谷川香料技術研究所
角田恒平

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Breweryが創造する味と香り
最近「クラフトビール」という言葉を見聞きすることが増えた。
この言葉に正確な定義はないが「職人の手づくり(Craft)ビール」といった意味合いで、大手のビールと対比して語られることが多い。(中略)今回数あるブルワリーの中から、ペールエールやIPAを中心に質の高いビールを造り続けている老舗ブルワリー伊勢角屋麦酒(三重県伊勢市)、新進気鋭ブルワリーY.MARKET BREWING(愛知県名古屋市)の2カ所を訪ねた。

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[製品紹介]

HASEaromage®
ハセアロマージュ
~香りと味のマリアージュ~

UTILITY FLAVOR™
ユーティリティ フレーバー 
~おいしさの鍵は「油脂感」~

ReplaTH™
リプラス 
~セイボリーリプレーサーシリーズ~

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