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HASEGAWA LETTER 2023年(No.41) ~ 2019年(No.38)

HASEGAWA LETTER 過去号の記事一覧

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2023年(No.41)“幸せ” ~五感からのちょっとした贈り物~
タイトル 執筆者 コーナー
赤ちゃんの匂いと体臭の不思議
~幸せなコミュニケーションをもたらす身近な香りのはなし~

香りは、人の心理・生理・情動・行動にさまざまなレベルで作用し、衣食住のあらゆる生活場面において、生活の質を左右します。コロナ禍におけるマスク生活が終わりを迎えつつある今、五感の中で最も外界と遮断されていた嗅感覚が解放され、改めて生活空間に漂う香りの果たす役割の重要性が見直されています。われわれ研究チームは、人と人のコミュニケーションを豊かにする香りの探究を行っており、そのキーとなる成分が実は私たちの体臭にあるのではないかと考えています。今回、誰もがほっとするという“赤ちゃんの匂い”に注目した研究を中心に、体臭が私たちのコミュニケーションに果たす役割について紹介したいと思います。
東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻生物化学研究室特任助教
白須未香
自然科学香話
おいしい料理
~料理人が追い続ける幸せの香り~

コーポレートシェフという職種があることをご存じでしょうか。私はホテルシェフとして30年以上勤めたのち、長谷川香料のコーポレートシェフを務めてもうすぐ10年になる料理人です。ある日HASEGAWA LETTER編集部から「おいしい料理を食べると幸せを感じますよね。料理人にとって『おいしい料理』って何ですか?」と聞かれました。とんでもなく難しい問題だ!というのが正直な感想。そこで、一料理人として思うことをつづることとしました。
長谷川香料(株)総合研究所コーポレートシェフ
石川宏二
社会の中の香り
心が喜ぶ香り ラベンダーのリラックス効果
~嗜好性を考慮した心理的リラックス効果の可視化~

「毎日忙しく、気持ちが落ち着かない……」「在宅では仕事と生活の境界が曖昧になり、仕事に集中できない……」 昨今のコロナ禍も相まって悩みやストレスが尽きることはない。そんなときは香りがもたらす何気ない幸せに頼ってみるのはどうだろう。
今回は、ラベンダー精油の香りの嗜好性に着目した場合のリラックス効果を検証した取り組みについて紹介する。
長谷川香料(株)総合研究所
四宮功貴
OUR 技術レポート
クロワッサンの世界
~食感と香りがもたらす幸福感~

クロワッサンは、きれいな層のある見た目、表面がサクサク、ホロホロと崩れる、内側のしっとりとした食感、バターの濃厚な味わいや芳醇な香りが特徴的であり、今や日本人にとってもなじみ深いものとなっている。このようなクロワッサンのおいしさはどのようにつくられるのか? 多くの人々を魅了し続けるクロワッサンの魅力について追究した。
長谷川香料(株)総合研究所
高橋光輝
OUR 技術レポート
健やかな素肌を保つ革新的スキンケア
〜多価アルコール法を用いたサイズ制御リポソームの調製〜

近年、リポソームを用いた化粧品が脚光を浴びている。化粧品業界においてはリポソームの肌に対するさまざまなメリットについてよく知られているものの、そのメカニズムについてはまだ不明な点も多い。
長谷川香料(株)総合研究所技術研究所
越知 貴夫
OUR 技術レポート
五感からの幸せ
~感覚を研ぎ澄ますと“みえて”くる豊かな世界~

私たちは普段、自分のまわりにある情報を様々な感覚を使って得ています。その感覚とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、これらを合わせて五感と呼びます。ただ、五感をいつもフル稼働させているかといえば、案外そうでもなさそうです。私が普段共に活動している目を使わない仲間たちから教わった、感覚を一つ閉ざすことによって生まれる豊かな感覚の世界について、特に香りにフォーカスを当てて思いを巡らせてみました。
(一社)ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事
志村季世恵
カオリ to ミライ
  • 敏感肌で悩む人に届け“幸せ”
    〜革新的なリポソーム調製用素材NANOLYS®の開発の軌跡〜
  • 香りからの贈り物 “幸せ”を求めて
    ~香りがもたらす可能性の探求~
  • 長谷川香料 学会発表・論文発表 (2022年4月~2023年3月)
  • 長谷川香料 登録特許 (2022年4月~2023年3月)

長谷川香料(株) THトピックス
2022年(No.40)  SDGs 香り 〜未来のために〜
タイトル 執筆者 コーナー
地球存続の鍵を握るバイオテクノロジー
-生き物たちの生存戦略に学ぶこれからの科学技術-

気候変動に見られる温暖化や新型コロナウイルス感染症拡大など地球規模で起きているさまざまな課題は、人間社会の高度化がもたらした弊害とも言える。一方、最近進展の著しい生命科学やバイオテクノロジーに対して、最先端ICTなどの情報工学やAIやロボットと高度融合した革新的な技術開発に大きな期待が寄せられている。生命の複雑にして緻密かつ柔軟な制御システムに生物の生存戦略として学ぶことは多い。脱炭素社会の実現に向けて私たちが取り組むべき技術開発研究の方向性を考えたい。
早稲田大学理工学術院教授
木野邦器
自然科学香話
サステナブルで香り豊かな社会を目指す
~香料業界のSDGsへの取り組み~

2020年7⽉1⽇、IFRA(国際⾹粧品⾹料協会)およびIOFI(国際⾷品⾹料⼯業協会)は、より持続可能な未来を約束するサステナビリティ憲章を発表した。⽇本からは32社(2021年9⽉28⽇時点)が署名、参加を表明している。この憲章は、国連の持続可能な開発⽬標(SDGs)を念頭に、2016年から検討を重ね公表に⾄ったもので、⾹料各企業のための⾃発的な枠組みとなる。憲章の詳細と⾹料業界が⽬指すSDGsのあり⽅について紹介する。
日本香料工業会IOFI特命委員
大木嘉子
社会の中の香り
バイオ技術を用いたセスキテルペノイド合成法
~鉄還元酵素と鉄キレート触媒の組み合わせによる新規合成法~

ごく微量で天然の果物や花の香気に寄与しているセスキテルペノイド。
微量香気成分の工業的利用にはそれぞれの化合物に適した合成法が必要であるが、そこでは効率性に加えて、持続可能なモノづくりが大きな価値をもつ。
今回、循環型の反応を実現可能なバイオ技術を活用することで、酵素と鉄触媒を組み合わせた新たなセスキテルペノイド合成法を開発した。
長谷川香料(株)総合研究所
梅澤 覚
OUR 技術レポート
SDGs 資源枯渇を防ぐ新たな香料の役割
~代替肉を中心とする代替食品向け香料素材の開発~

代替肉は植物性の原料で畜肉(牛、豚、鶏)様の食感・風味を表現したもので、日本では大豆ミートとして普及しつつある。それらは大豆たん白を主原料としているため、畜肉由来の香気成分が不足しており香料素材で補う必要がある。当社では牛肉、豚肉、鶏肉の香気分析を行い、大豆ミート向け香料開発を行った。また香りだけでなく、畜肉様と動物脂様の呈味付与、さらには大豆たん白由来の不快臭低減素材の開発も行っている。
長谷川香料(株)総合研究所
細貝知弘
OUR 技術レポート
ジャスミンの香りの多様性と可能性
~ジャスミン3種の香気分析~

「ジャスミンの香り」と聞けば、多くの人がそれをイメージできるほど有名であるが、「ジャスミンの生花の香り」の魅力や「品種による香りの多様性」を知っている人がどれほどいるだろうか。
品種によって異なるジャスミン生花の香りの魅力を、香料という形にして多くの人に届けたい。そんな思いからジャスミン3種の香気分析を行った。
長谷川香料(株)総合研究所
山際浩輝
OUR 技術レポート
香りとアート
~なつかしい香りが開く記憶の扉、アートが拓く未来の社会~

人生100年時代といわれるようになったが、健康に長生きをすることを望む人が増えている。
香りはそのような高齢者に対して何ができるのか。
そして香りを使ったアートはどのような可能性をもつのか。
これまでの研究実践の歩みと、その中で形成された香りのアートに期待する点について解説したい。
嵯峨美術短期大学准教授
Perfume Art Project代表
岩﨑陽子
カオリ to ミライ
  • HASEGAWA LETTER online 開設にあたり
  • 【書籍出版のお知らせ】
    長谷川香料が伝えたいにおいと香りの世界
  • 香りの技術による豊かな社会づくり
    ~香料 未来への架け橋となるために~
  • 長谷川香料 学会発表・論文発表(2021年4月~2022年3月)
  • 長谷川香料 登録特許(2020年4月~2022年3月)

長谷川香料(株) THトピックス
2020年08月(No.39)  香りの不思議 見える化の探究
タイトル 執筆者 コーナー
食品物理学 Food Biophysicsのススメ

生物物理学は、目には見えないあらゆる空間・時間スケールでの生命現象を対象としている。“生物”と“食品”に置き換えた食品物理学 Food Biophysicsは、食品の機能を理解する分子レベルでの研究分野である。食品の付加価値を高める匂いや味という目には見えない評価と結びつける必要性があり、香料の基礎的な研究はチャレンジングな研究課題である。生物物理学的な研究と香料との繋がりについて、横浜国立大学の川村出准教授に紹介していただいた。
横浜国立大学大学院工学研究院機能の創生部門准教授
川村 出
巻頭香話
見えないものを見える化するツール 長谷川香料技術研究所
酒井貴博
研究ノート
乳化香料の香味発現を見える化する
~香味発現の自由なコントロールを目指して~

私たちの生活に彩りを添える役割を担っている「香料」。香りは身近な存在であるにもかかわらず、目に見えないため、言葉で表現するのは非常に難しい。
そこで、官能評価手法や分析機器装置QCM を用いて、乳化香料の「香味発現の見える化」にチャレン ジした。
長谷川香料技術研究所
酒井貴博
技術研究レポート①
ダージリン(Darjeeling)の地を訪れて
~マスカテルフレーバーとの出会い~

「紅茶のシャンパン」と称されるダージリンティーの中でも、最高品質を誇る時期に収穫されたセカンドフラッシュはマスカテルフレーバーと呼ばれる魅力的な風味があるといわれている。
ダージリンでの体験を報告するとともに、当社の紅茶フレーバーに対する最近の取り組みについて併せて紹介したい。
長谷川香料フレーバー研究所
川口賢二
技術研究レポート②
ティアレ・タヒチの香り
~愛の象徴であるティアレ・タヒチ。
その香りの魅力に迫る~

ティアレ・タヒチを語る上で、欠かすことのできないのが南太平洋に浮かぶタヒチである。
魅惑的な香りを放つティアレ・タヒチは、タヒチの人々の生活に深く関わっている花である。
ティアレ・タヒチにまつわるタヒチの人々の生活などを紹介しながら、その香りの魅力に迫る。
長谷川香料フレグランス研究所
喜多沙弥香
技術研究レポート③
香りの「見える化」のトータルソリューション
AVV®―Aroma Value Visualizer®

目に見えない、手に触れられない「香り」の価値をわかりやすくお伝えするために、当社では、官能評価、生理応答、機器分析などの各部門が共同で研究を重ね、「香り」を可視化するさまざまな手法を開発しています。ここでは、香りの「見える化」のトータルソリューションとして、AVV®(Aroma Value Visualizer®)をご紹介いたします。
  長谷川香料技術紹介
ハセスクイーズ™   製品紹介
2019年07月(No.38)誘う香り、誘われる香り
タイトル 執筆者 コーナー
フェロモン分子の立体的な形に魅せられて
―鏡像異性と生物活性との多様な関係―

20世紀に入り微量有機化合物の分析が可能となり、生物活性物質の研究が始まった。ファーブルによってはじめて示唆されたフェロモンは、現在では、生物の相互通信の謎が解明され、害虫防除剤として利用されている。生物活性物質の立体構造、鏡像異性とフェロモン活性の関係について、東京大学の森謙治名誉教授に紹介していただいた。
日本学士院会員・東京大学名誉教授
森 謙治
巻頭香話
森 謙治先生の研究哲学を胸に 長谷川香料香料基盤研究所
増田 唯
研究ノート
天然感あふれる香りを目指して
~果物からの微量重要香気成分rotundoneの発見~

果物の香りは世界中の人々を魅了する。果物の香気成分は数多く報告されているが、いまだ天然感のある果物の香りの完全な再現はできていない。今回、天然の果物らしさに寄与している微量重要香気成分としてrotundone の同定に成功した。
長谷川香料技術研究所
中西 啓
技術研究レポート①
「スパイスの王様ーコショウ」の香りの追求とリプレーサーの開発
~天然原料の現状と代替ニーズへの対応~

加工食品には数多くの天然原料が使用されており、昨今、それらの価格高騰や品質管理が食品メーカーの大きな課題となっている。そのような状況の中、代替素材のニーズやコストダウン素材の提案要望が増加してきている。本稿では、ペパーリプレーサーの開発経緯・事例を中心に、天然原料代替素材ReplaTH™(リプラス™)について紹介する。
長谷川香料フレーバー研究所
山田晴久
技術研究レポート②
春の訪れを香りで伝えるサクラ「春めき」
~香りが開く社会への扉~

日本人に好きな花を聞いてみると常に上位に入るのがサクラである。サクラの品種は300 種類とも400種類ともいわれるが、その中で香りの強い品種は限られている。本稿ではサクラの中でも極めて強い香りをもつ新品種「春めき」についての研究結果と、取り組みについて紹介したい。
長谷川香料フレグランス研究所
大森祥弘
技術研究レポート③
Breweryが創造する味と香り
~クラフトビール醸造所を訪ねて~

最近「クラフトビール」という言葉を見聞きすることが増えた。
この言葉に正確な定義はないが「職人の手づくり(Craft)ビール」といった意味合いで、大手のビールと対比して語られることが多い。(中略)今回数あるブルワリーの中から、ペールエールやIPAを中心に質の高いビールを造り続けている老舗ブルワリー伊勢角屋麦酒(三重県伊勢市)、新進気鋭ブルワリーY.MARKET BREWING(愛知県名古屋市)の2カ所を訪ねた。
長谷川香料フレーバー研究所
吉田輝昭、
長谷川香料技術研究所
角田恒平
特集
HASEaromage®/UTILITY FLAVOR™/ReplaTH™   製品紹介
2018年7月(No.37)  記憶に残る香りと風景
タイトル 執筆者 コーナー
フレーバーを楽しむための脳科学

飲食時に働く脳内の神経回路の研究は、急速に展開している。食事をするとき、脳は「フレーバーの感覚」や「おいしさの知覚」をどのようにして創り出すのだろうか?これは脳が働く神経メカニズムに関する大きな疑問の1つである。匂いの感覚を担当する脳神経回路について、東京大学の森憲作名誉教授に解説していただいた。
東京大学名誉教授
森 憲作
巻頭香話
対談:森 憲作先生にきく「香りは音楽のようなもの 香りの創造者はミュージシャン」 聞き手:長谷川香料香料基盤研究所
藤木文乃
研究ノート
感性に響く「香り」を目指して
~色を用いた香り表現手法 Aroma Rainbow®の開発と利用~

見えなくても感じる香り....でも、感じた香りを表現することは難しい。香りを見ることができれば、香りがもたらす感動をもっと共有できるのではないか? そこで私たちは「色」を用いた香り表現に挑戦した。
長谷川香料香料基盤研究所
野尻健介
技術研究レポート①
塩味増強ジペプチドの探索と効率的な合成法の開発
~ユニークな酵素l-アミノ酸リガーゼの利用~

アミノ酸が2個連なった単純な構造であるにもかかわらず、多くの機能性をもつジペプチド。
常温、常圧下でアミノ酸同士をつなげる酵素であるl-アミノ酸リガーゼ(Lal)。 この二つの要素が出 合うと何が起きる!?
本稿では、「塩味増強効果を有するジペプチド」に焦点を当て、Lal を用いた探索法と合成法を紹介す る。
長谷川香料技術研究所
木野はるか
技術研究レポート②
リンゴの香り
~世界で愛される“ふじ”の香りを中心に~

リンゴは、秋から冬にかけてさまざまな品種が並び、果物売り場の主役となる。加工食品においても飲料、冷菓、菓子と幅広い用途で人気があり、流行り廃りのない定番の香調である。そこで昨今のリンゴ事情と、当社の「ふじ」の香気分析の知見を交えながらリンゴの香気およびそこから開発したフレーバーについて紹介したい。
長谷川香料フレーバー研究所
船津啓文
技術研究レポート③
咲きほこるバラの花の香りを創る
~新たな香気成分の解明と自然の香りの再現~

バラは古来より現在まで人類を魅了し、愛され続けている。それはそのいとおしく美しいたたずまいによるところもあるが、香りも同様に魅力的である。自らの存在を主張するかのように高く香るそのさまは、まさに「花の女王」と呼ばれるにふさわしい。本稿ではその女王たるゆえんの新たなる一面を紹介する。
長谷川香料フレグランス研究所
今村陽一郎
技術研究レポート④
ひとつではない「東南アジア」
~ベトナム・マレーシア・タイ・インドネシアの食事情~

経済発展著しく、摩天楼がそびえ立つ近未来的な都市、一方、お香の煙が立ち込める寺院の数々、道端に並ぶ屋台群など「東南アジア」には相反するようなさまざまなイメージが浮かんでくる。日本では30 年以上も前から東南アジア料理が人気を得ており、行きたい海外旅行先としてのランキングも常に上位を占める。多くの企業は、その成長性にかけて生産・輸出の拠点として進出を図っている。日本にとって大変なじみの深い地域であることに間違いない。しかし、東南アジアといっても、国により、地域により、民族により、宗教により、その文化的要素は複雑に絡みあっている。私たちはその国々を本当にわかっているのだろうか。今回、「食」を通してその一端が見えてこないか、当社海外拠点の現地スタッフを中心にアンケートを実施。また、タイ、マレーシアについては現地でその食を体験した。
長谷川香料
黒林淑子
特集
クチナシ青色素と混合色素製剤/乳化香料   製品紹介
2017年9月(No.36)  香りを届ける 香りを伝える
タイトル 執筆者 コーナー
情報・エレクトロニクスからみた香りの世界
―匂いセンサと嗅覚ディスプレイ―

香料の世界からは、情報・エレクトロニクスは別次元の世界にみえるかもしれない。しかし、現在ではゲームや映画などで、機械の遠隔操作により香りを再現する試みが始まっている。
それを可能にするのが、人が感じる香りと機械の調和を目指すヒューマン嗅覚インタフェースの研究領域である。最新の研究内容を、東京工業大学の中本高道教授に紹介していただく。
東京工業大学科学技術創成研究院教授
中本高道
巻頭香話
最新の嗅覚ディスプレイ体験!
~第3回Digital Olfaction国際会議レポート~
長谷川香料香料基盤研究所
中村明朗
研究ノート
おいしさの追究ー咀嚼と香り
~人工咀嚼機の開発とフレーバーリリース測定への応用~

おいしさを感じているときの香りとは何か?
ヒトが食べている状況を再現できれば、その香りの解明ができるのではないか―。
そこで人工咀嚼機の研究開発に乗り出した。
長谷川香料香料基盤研究所
明賀博樹
技術研究レポート①
直鎖不飽和アルデヒド
~食品を構成する微量重要香気成分~

食品香料研究における大きな流れとして「天然物分析→重要香気成分の単離・構造決定→目的化合物の合成→調香研究」が挙げられる。近年、天然の食品から強く特徴的な香気を有する化合物が多く見いだされているが、その中でもわれわれが特に注目している直鎖不飽和アルデヒド類を取り上げる。
長谷川香料技術研究所
小西俊介
技術研究レポート②
バニラ 最大の産地マダガスカルを訪ねて
~香りを育てる農園と人々の現状~

ラン科植物の中でも唯一実がなるといわれているバニラ。
花や収穫したばかりのグリーンの実の状態では、甘い香りはしない。バニラの甘い香りは、開花から 1年以上もの長い時間をかけて、多くの人々の手によって生み出されている。
長谷川香料フレーバー研究所
西井郁子
技術研究レポート③
月下美人の香り
~濃厚な香りとその魅力~

夜に純白色の大きな花を咲かせ、その存在感を示すべく強い香りを放つ月下美人。一晩しか咲かない神秘的な植物として、人気のある園芸植物である。しかし、夜に咲き翌朝には咲き終わってしまうため、家庭で栽培している人以外は、この花の香りを嗅いだことがある人は少ないだろう。月下美人の香りと隠れた魅力について紹介する。
長谷川香料フレグランス研究所
尾曲美緒
技術研究レポート④
<香りと器> 蔵で育つ味と香り
~蔵付き酵母で酒を醸す蔵を訪ねて~

最近、日本酒がたまらなくおいしい。さまざまな蔵が造る銘柄、造り方により味のバリエーションが幅広くあり、飲み方や器もいろいろだ。(中略)日本酒にとって器とは何だろうか?徳利や片口、錫でできたチロリなど酒を注ぐ器は?保管する甕や瓶は?樽では?いろいろ考えていく末にある究極の器は「酒蔵」なのではないだろうか?酒を育む大きな器ともいえる蔵、日本には1500 以上の酒蔵がある。「酒屋万流」というように、米、水を原料に、造り酒屋ごとにその造りはさまざまで、それぞれが個性ある酒を醸しており一つとして同じ味はない。数ある蔵の中で、昔ながらの蔵付き酵母で酒を醸す蔵がある。その「自然仕込み」の酒蔵を訪ね、日本酒の魅力について考えてみたい。
長谷川香料フレーバー研究所
鈴木康太郎
特集
HASECRYSTAL®/アクアスペースアロマ®   製品紹介
2016年9月(No.35)  おいしさの探究 加熱と香り、そしてコク
タイトル 執筆者 コーナー
食品の特徴香気成分およびオフフレーバーの研究
~「食品のおいしさ」を科学的に考察する~

食品のおいしさには、香気成分の役割が極めて重要である。最近では香気成分と呈味の関与、いわゆるフレーバー研究が発展してきている。 明治大学の早瀬文孝教授に、高温加熱フレーバーや、食品の保存状況により生成するオフフレーバーなどの研究結果について紹介していただく。
明治大学農学部農芸化学科教授
早瀬文孝
巻頭香話
毎日の「おいしい」を支える加熱変化 長谷川香料技術研究所
安田佳代
研究ノート
BOOSTRACT
~素材を活かしたコクの追究~

有名店のシェフに料理の秘訣を聞くと、「おいしさは素材から」と言う。
食品にはそれぞれ素材の特徴があり、それらを際立たせるような味の設計が肝心なのだそうだ。
素材を活かした“コクの素”のようなものができないか―
コク出し素材開発プロジェクトにて新たに生まれたBOOSTRACT(ブーストラクト)について紹介する。
長谷川香料技術研究所
中西紫乃
技術研究レポート①
鶏スープの香り

肉には、牛、豚、鶏、羊などさまざまな種類があり、それぞれに特有のおいしさがある。
この動物種固有のおいしさに大きく寄与しているのは「味」よりも「香り」だといわれている。本稿では「鶏」をテーマに、特に『鶏スープの香り』にフォーカスし、鶏スープの特徴香気と経時的な香気変化、新たに見いだされた微量香気成分について述べる。
長谷川香料フレーバー研究所
髙橋道長
技術研究レポート②
最近のメンズフレグランス

男性の美容、身だしなみに対する意識の高まりを感じる今、メンズフレグランスの香りはどのような傾向があるのだろうか。本誌27号(2009年1月発行)でメンズフレグランスを紹介しているが、本稿ではその後注目した作品について述べたい。メンズグルーミング市場の伸びが著しいアジア地域で、20歳前後の若い男性を対象に行ったフレグランスや香りに関するインタビューについても加えて紹介する。
長谷川香料フレグランス研究所
喜多沙弥香
技術研究レポート③
ハラールについて
~東南アジア ムスリムのための製品供給に向けて~

著しい経済成長が見込まれるイスラム諸国でビジネスを展開していくためには、ムスリムの人々が生活や食の安全・安心基準としているハラールを理解し対応していくことが、重要な課題となっている。
 当社は、2002年よりハラールに対応した製品を日本国内で製造し、ムスリム人口を多く抱える東南アジアの顧客に提供してきた。現在では、タイやインドネシアの現地法人に加え、マレーシアの拠点を通し、東南アジアに暮らすムスリムの人々に、おいしい、そして心地よい香りをお届けしている。
長谷川香料品質保証部
稲井隆之
特集
BOOSTRACT®/HASELATTE®   製品紹介
2015年9月(No.34)  無限の香りに満ちたこの素晴らしい世界
タイトル 執筆者 コーナー
遺伝子が語る嗅覚の力
~ヒトはどのように匂いを感知するのか~

東京大学の東原和成教授が、嗅覚受容体の発見をはじめとする嗅覚研究の歴史を振り返り、今後の展望を語る。匂いを感知し、そのシグナルを脳に伝達する仕組み、また受容体遺伝子の多型によっても差異が生まれる嗅覚と、記憶や情動、生理との相互作用的な関係などを紹介する。
東京大学大学院農学生命科学研究科
応用生命科学専攻教授
東原和成
巻頭香話
見えてきた嗅覚のメカニズム
~嗅覚受容体と脳のたくみな連係~
長谷川香料技術研究所
藤田 怜
研究ノート①
脳の活動変化を測定する手法
~NIRS(Near Infrared Spectroscopy)~
長谷川香料技術研究所
松本知奈
研究ノート②
NIRSによるにおいの評価

食品の評価では官能評価手法を用いることが一般的であるが、近年はこの従来的な手法と、その評価を行う脳領域のイメージングや生理応答計測を組み合わせる試みが進んでいる。われわれも、ヒトが普段通りに飲食し、おいしさを感じているときの脳活動を捉えることにより、これまでにない新たな食品評価手法を構築することを目指している。
本稿では、「NIRS(近赤外分光法)で計測した飲食に伴う血流変化から見たにおいの評価」の成果について述べたい。
長谷川香料技術研究所
松本知奈
技術研究レポート①
NIRSを活用した炭酸刺激増強フレーバーの開発

「ポン! シュワシュワ!」弾ける泡から広がる懐かしい香り…… 。ラムネは100 年以上にわたリ親しまれてきた日本を代表する炭酸飲料である。暑い夏の日、炭酸の爽快な刺激が喉の渇きを癒してくれる。今では季節を問わず、多彩な風味の炭酸飲料が登場しているが、そのおいしさに欠かせないのが刺激感だ。そもそも、われわれは炭酸の刺激をどのように感じているのだろうか。本稿では、炭酸飲料の歴史や市場動向、炭酸の刺激を感じる仕組みについての研究事例を述べるとともに、当社が開発した炭酸刺激増強フレーバーも紹介する。
長谷川香料フレーバー研究所
大森雄一郎
技術研究レポート②
プルメリアの香りを求めて

南国のリゾートを想起させる花、プルメリアは、ハワイやバリ島などの熱帯地域に生育する。
近年はフレグランスでも夏の限定品などにプルメリアの香りが応用されるようになってきた。
本稿では、プルメリアならではの香りの魅力、花の香気捕集とその分析結果について説明する。
長谷川香料フレグランス研究所
原 美智子
技術研究レポート③
総合研究所「2015年度農芸化学技術賞」受賞!   TOPIC
炭酸エンハンサー/マスキングフレーバー   製品紹介
2014年10月(No.33)  Creating of the image of food's aroma
タイトル 執筆者 コーナー
From cocoa seed to chocolate bar:Unraveling the aroma signature of roasted cocoa by means of the Sensomics approach (Sensomics手法を用いた焙煎カカオ豆における香気特性の解明)

ドイツで30年以上にわたり食品の香気について研究を続けるミュンヘン工科大学のペーター・シーベレ教授による寄稿。チョコレートの原料であるカカオの風味を例に挙げながら、人間がどのようにおいしさを感じるのかを解明する科学的なアプローチ法、Sensomicsについて紹介する。
ミュンヘン工科大学化学部食品化学科長教授
ペーター・シーベレ
巻頭香話
食品重要香気成分の探索
~シーベレ教授の研究手法~
長谷川香料技術研究所
石﨑 亨
研究ノート①
世界最古の醸造所
“ヴァイエンシュテファン”
長谷川香料研究企画室
天池正康
研究ノート②
フレグランスに広がるおいしい香り

マカロン、マシュマロ、アイスクリーム……甘党なら聞いただけで微笑んでしまいそうなスイーツの名前。しかし、これらは近年、香粧品の香りを表現するのに使われるようになってきた言葉でもある。
これまで主に海外の市場で多く見られた香粧品における甘くおいしそうな香りは、日本市場でも徐々に増えてきており、今や当たり前のような存在になりつつある。このような香りが市場に定着したのは1990 年代で、比較的新しいジャンルの香りであると考えられる。本稿ではマーケティングの視点から、近年増えている香粧品における甘くおいしそうな香りに着目し、その歴史から特徴となる香りの素材、変わりつつある市場について紹介したい。
長谷川香料フレグランス研究所
中村充志
技術研究レポート①
ナッツの香り
―落花生を中心に―

古代より貴重なカロリー源として世界中で食されてきたナッツは、近年、健康食品としても注目を集めている。
また食品香気研究の分野においては、特有のこうばしい香りがしばしば研究対象となっている。
ナッツと呼ばれる木の実は多数あり、日本でも古くからクリ、クルミのほかトチの実などが食用とされてきたが、現在では、落花生( ピーナッツ) やアーモンドなど、われわれに馴染みのあるナッツのほとんどが輸入品である、本稿では、そんなナッツについて、特に落花生を中心に起源や歴史、香りの特徴について述べてみたい。
長谷川香料フレーバー研究所
村澤昭吾
技術研究レポート②
ゴマの香気分析

古代より、ゴマは貴重な油脂源として世界中で食されてきた。
日本でもさまざまな料理に利用されてきたが、焙煎ゴマ特有の香りが好まれたことも理由の一つであろう。
焙煎ゴマの香気成分は400 以上も報告されているが、いまだその香りを形づくるすべてが解明されたとは言い難い。
本稿では、焙煎白ゴマ中より同定した特異な構造の新規重要香気成分について報告したい。
長谷川香料技術研究所
田村 仁
技術研究レポート③
おいしさのクロスオーバー
ヨーロッパと日本 食文化の交流 鰹節からKatuobushiへ

2013年12月、世界無形文化遺産に登録された「和食日本人の伝統的な食文化」。本誌32号では、和食の根幹をなす「だし」の風味と健康効果をはじめ、枕崎市での鰹節製造方法、日本の食文化における発酵食品の役割、世界に発信していきたい日本料理の魅力などを紹介しました。
今号では、異なる気候風土で育まれた食文化の交流から和食の未来に思いを馳せ、フランスに工場を建設し、鰹節の現地生産とヨーロッパ市場進出に挑む株式会社枕崎フランス鰹節を取材しました。
長谷川香料技術研究所
駒井 強
特集
芳しい“ケルンの水”
―オーデコロンの歴史―
長谷川香料フレグランス研究所
小笠原俊彦
コラム
その“おいしさと香り”・・HASEAROMA®です   製品紹介
2013年08月(No.32)  和の味、和の香り
タイトル 執筆者 コーナー
日本のだしのおいしさと健康への活用

味覚の中心となるうま味を得る材料には地域差があり、日本では鰹節や昆布、煮干しなどのだしのうま味が伝統的な日本食のおいしさを支えてきた。京都大学農学研究科・伏木亨教授が、鰹だしの高度な嗜好性や初期経験の寄与を実験データなどをもとに解き明かしつつ、健康づくりへの活用とだし教育の必要性を語る。
京都大学農学研究科教授
伏木 亨
巻頭香話
鰹節の製造方法 長谷川香料技術研究所
山本直人
研究ノート①
伝統的な和の香り 長谷川香料研究企画室
宮島良子
研究ノート②
日本を感じる花 サクラ

日本人にとって和を感じさせる花といえば、サクラが一番に思い浮かぶのではないだろうか。
NHK放送文化研究所が行った調査によれば、日本人が最も好きな季節は春であり、好きな花はサクラであったという。サクラはまさに日本を代表する花のーつといえるだろう。
本稿では、サクラがどのように日本文化の中に定着したかという歴史から、その多岐にわたる品種、花の香りと香気成分分析、サクラの匂いをテーマとする日用品やフレグランスについて紹介したい。
長谷川香料フレグランス研究所
小板橋央旭
技術研究レポート①
ワサビの香り

ワサビは和食の美味しさを引き立てる日本の伝統的な香辛料である。古くから国内各地に自生していた植物で、われわれ日本人の食生活に深くかかわってきた。独特の香りと辛味は、刺身や蕎麦などの薬味として欠かせない存在となっている。
本稿では、ワサビの歴史や種類、栽培方法、香気成分、フレーバー開発について述べ、その魅力を探りたい。
長谷川香料フレーバー研究所
小久保憲二
技術研究レポート②
和柑橘の香り みかん

柑橘は世界で広く食されている果物であり、かつ香料の素材としての需要も高い。2011年には柑橘類として約1 億3千万トンが世界で生産され、その量は年々着実に増加している。
嗜好性の高い食品が求められる現代、世界的に希少な和柑橘は、素材として注目を集めでおり、和柑橘香料もその重要度を増している。本稿では日本における柑橘の歴史や香料産業への利用を概観し、日本で最も馴染みの深い和柑橘であるみかんの香りについて、桜島小みかんと温州みかんの香気成分分析結果など最新の知見を紹介したい。
長谷川香料技術研究所
宮沢紀雄
技術研究レポート③
日本食と発酵調味料
ユニークで、驚くほど合理的な食文化

日本は四季折々に多様な食材に恵まれている。その食材を食するとき、日本の代表的な調味料が醤油である。醤油は和食文化と共に世界を席巻する調味料でもある。醤油の香気とはなんなのか。「だしの伝統」と「うま味」物質の発見。
長谷川香料技術研究所副所長
駒井 強
特集
日本の食文化を世界に 料亭「菊乃井」主人:
村田吉弘
Special Interview
2012年08月(No.31)  茶香絶佳 一服のお茶をどうぞ
タイトル 執筆者 コーナー
中国烏龍茶の現状と展望

発酵具合など製造加工の方法と風味の違いにより、緑茶、黄茶、黒茶、白茶、青茶、紅茶に大別される中国茶。
長年、第一線で研究を重ねるとともに、産業界でも要職を務める王鎮恒氏が、近年、人気の高い烏龍茶(青茶)に注目しつつ、中国茶の歴史や魅力、今後の展望などを語る。
安徽農業大学元学長
王鎮恒
巻頭香話
茶の種類と官能審査 長谷川香料技術研究所
岩﨑 亮
研究ノート
そのひと吹きの香りから
―最近の女性用フレグランスについて―

欧米の女性用フレグランス市場には毎年、数百もの新作が登場している。
最近発売された話題性ある作品の香りを観察していると、原料素材の制約や長引く不況といった逆風の中でも、次々と新しいフレグランスを創り出す欧米の調香師の並々ならぬ気力、技量に感心させられることが多い。
香りの新しさ、美しさ、個性、拡散力、力強さ、残り香などのパフォーマンスは、どのように創出されるのであろうか。
欧米の新しいフレグランスの研究は、単に日本やアジア向けフレグランス製品の香り創りに役立つばかりでなく、トイレタリー製品やファブリック製品などの香り開発のヒントともなる。
本稿では、女性用フレグランスの注目すべき香りの傾向、ブランド戦略、素材などについて述べたい。
長谷川香料フレグランス研究所
木村 孝
技術研究レポート①
トウモロコシ

「しんとして幅廣き街の秋の夜の玉蜀黍の焼くるにほひよ」詩人・石川啄木が詠ったのは明治のこと。
詩人の心をとらえたのは、整然とした札幌の街路に広がるトウモロコシの芳ばしい香りである。
「石川啄木歌集全歌鑑賞」の著者・上田博氏は述べている。「匂いもまた季節の表情である」、「「玉蜀黍の焼くるにほひ」は「しんとした幅廣き街」の豊かな表情であって『にほひ』によって喚起され、深められる旅情がある」。
匂いと季節とその土地の表情をとらえた、味わい深い鑑賞である。
夏から秋にかけて札幌・大通公園を訪れたことのある方はトウモロコシを売っている屋台の風景と芳ばしい香りを思い出されるのではないだろうか。
トウモロコシは、われわれにとって馴染みの深い食材である。加えて、家畜飼料となるほか、コーンスターチ、油、バイオエタノールの原料としても生活に深くかかわっている。
本稿ではトウモロコシの歴史、用途、生産・消費・輸出入の状況、香気成分、フレーバーの開発について述べてみたい。
長谷川香料フレーバー研究所
野谷靖啓
技術研究レポート②
緑茶の抽出
―緑茶のおいしさとその利用―

今、巷には“茶”を銘打った飲料商品があふれているが、そもそも植物学上の「チヤ」はツバキ科ツバキ属チャ節の植物( Camellia sinensis)であり、これを加工してつくられたものが「茶」である。主にその加工時の発酵( 酵素反応) 度合いの違いにより、緑茶、烏龍茶などの青茶、紅茶などに区分される。中でも緑茶は古来より日本人の生活に溶け込み、文化のーつとして発展してきた。
中国から薬として持ち込まれ、上流階級の嗜み「茶の湯」の時代を経て、一般庶民も楽しむ急須で淹れるお茶へ。さらに現代では、どこでも手軽に飲むことができる缶やペットボトル入りから、その成分を利用した健康飲料までさまざまに進化・展開しながら、依然として日本人に最も人気のある飲料のーつであり続けている。
長谷川香料技術研究所
岩﨑 亮
技術研究レポート③
from上海 海派飲食文化
―その変遷と最新トレンド―

食は上海にありー。今や世界的大都市となった上海は、どのように“食都”として開花したのか。
その変遷を、当社上海子会社の2 人が「変化」をキーワードに読み解くとともに、上海飲食文化の最新の潮流についても紹介します。
長谷川香料(上海)有限公司
孟德鵬、尤贇
特集
「安全・安心」への取り組みⅡ
~お客様に安心して使っていただくために
  品質保証
2011年08月(No.30)  蓼食う虫は・・・
タイトル 執筆者 コーナー
虫がきらいな匂いや味、あるいは虫にとって都合のいい 植物由来のテルペン類の話 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 渡邉秀典 巻頭香話
高付加価値香料化合物「Wine Lactone」の新規合成 長谷川香料技術研究所 増田 唯 研究ノート
中国のシャンプー、ボディシャンプーの市場と香り 長谷川香料フレグランス研究所 小林広治 技術研究レポート①
メロンの香り 長谷川香料フレーバー研究所 澤村隆治 技術研究レポート②
乳化および結晶微粉砕化技術を応用した製剤の開発 長谷川香料技術研究所 笹倉寛生 技術研究レポート③
<from USA>バッファロー・ウィング その歴史とアメリカ食文化への影響 T. HASEGAWA U.S.A., INC. クリストファー・ラングバイン、キム・イケダ 特集
2010年07月(No.29)  We perceive it, HOW?
タイトル 執筆者 コーナー
ネオクリン 酸っぱいレモンを甘く感じさせる味覚の不思議の謎を解く 東京大学名誉教授・特任教授 阿部啓子 巻頭香話
(R)-(-)-リナロールのストレス調節作用 -拘束ストレスラット血中における遺伝子発現変動解析からの考証 長谷川香料技術研究所 藤原 聡 研究ノート
シャクヤクの香り 長谷川香料フレグランス研究所 佐々木久美子 技術研究レポート①
バターの香り 長谷川香料フレーバー研究所 櫻井毅彦 技術研究レポート②
ユズらしさを求めて 長谷川香料技術研究所 冨田直己 技術研究レポート③
アロースターの花嫁 タミルの心 長谷川香料 相良嘉美 香り紀行
2009年09月(No.28)  この小さきもの、見えざるもの
タイトル 執筆者 コーナー
地球を救う「ミクロの職人」微生物の多様性とその利用 早稲田大学理工学術院教授 木野邦器 巻頭香話
木野先生にきく「研究者の遊び心」 聞き手:長谷川香料技術研究所 福島祐介、木野はるか インタビュー
広がり続ける可能性 -食品加工における酵素利用 長谷川香料技術研究所 川端兆宏 研究ノート
パチュリの魅力 長谷川香料フレグランス研究所 原 美智子 技術研究レポート①
チョコレート 長谷川香料フレーバー研究所 海老原ゆり子 技術研究レポート②
最近の加熱調理フレーバー開発について -ミートフレーバーを中心に 長谷川香料技術研究所 山本直人 技術研究レポート③
バラのルネッサンス シチリアからウルビーノへ 長谷川香料 相良嘉美 香り紀行
2009年01月(No.27)  Tout,tout pour ma Rose
タイトル 執筆者 コーナー
バラが香る その仕組み 静岡大学創造科学技術大学院教授 渡辺修治 巻頭香話
モロッコ・ローズ・ストーリー 峡谷に香るダマセナ 国立薬用・芳香植物研究所ディレクター ムハマド・マムシ 取材記事
最近の男性用フレグランスの傾向 長谷川香料フレグランス研究所 小笠原俊彦 技術研究レポート①
機能性食品 その現状とフレーバーリング 長谷川香料フレーバー研究所 菊地香代子 技術研究レポート②
酵素を用いた植物エキスの製法 長谷川香料技術研究所 坂巻 靜 技術研究レポート③
ゴシックのバラ窓 「薔薇物語」とマリア・ガーデン 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
エミール・ガレと“フランスの薔薇” 北澤美術館学芸員 小林宏子 表紙の作品について
2008年07月(No.26)  Keep your mind prepared!
タイトル 執筆者 コーナー
サイエンスが直面する難題を有機化学の基本でブレークスルーする 横浜薬科大学教授 大類 洋 巻頭香話
ユズの香り 不斉誘導体化試薬を応用したメチル分枝アルデヒドの立体配置の決定 長谷川香料技術研究所 大久保 康隆、割田泰裕 研究ノート
トイレケア洗浄剤 -トイレ空間を快適にするために- 長谷川香料フレグランス研究所 市川祐司 技術研究レポート①
梅干の香り 長谷川香料フレーバー研究所 原口賢治 技術研究レポート②
鏡像体分離用のガスクロマトグラフ(GC)液相の開発 長谷川香料技術研究所 髙久英輔 技術研究レポート③
アル・アンダルスのバラ 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2008年01月(No.25)  Aromas&Senses-香りと脳-
タイトル 執筆者 コーナー
香りを感じる脳のメカニズム 東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻・細胞分子生理学分野教授 森 憲作 巻頭香話
森健作先生にきく「研究室のおいしいにおい談義」 聞き手:長谷川香料技術研究所 藤木文乃 対談
香りを感じている脳を見る -脳機能イメージングによる香料の評価・開発- 長谷川香料技術研究所 中村明朗 研究ノート
最近の女性用フレグランスの傾向Ⅱ 長谷川香料フレグランス研究所 原 義郎 技術研究レポート①
アメリカの加工食品事情とフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 佐藤隆之 技術研究レポート②
生化学的手法による香料化合物の生産 長谷川香料技術研究所 駒井 強 技術研究レポート③
ロマネスク -白き衣の白きユリ- 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2007年07月(No.24)  Surfactant
タイトル 執筆者 コーナー
界面活性剤分子集合体の世界 新しい反応場としての活用法を探る 東京理科大学理工学部教授 阿部正彦 巻頭香話
水と油は仲がいい?! -界面活性技術のフレーバーへの応用 香料として利用されている主な柑橘類 長谷川香料技術研究所、フレーバー研究所 研究ノート
最近の女性用フレグランスの傾向Ⅰ 長谷川香料フレグランス研究所 原 義郎 技術研究レポート①
マンゴー -身近になったトロピカルフルーツ- 長谷川香料フレーバー研究所 池本陽市 技術研究レポート②
「おいしさ」を増強するセロリの揮発性成分 長谷川香料技術研究所 黒林淑子 技術研究レポート③
ムラユのともしび 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2007年01月(No.23)  美味探求
タイトル 執筆者 コーナー
「おいしい!」の脳科学 大阪大学大学院人間科学研究科 行動生理学研究分野 山本 隆 巻頭香話
①おいしい香り、コーヒーの話、②おいしいバスタイム、③「UMAMI」の発見 長谷川香料①フレーバー研究所 櫻井毅彦、②フレグランス研究所 小笠原俊彦、③技術研究所 川端兆宏 研究ノート
基材から見た日本のシャンプーの変遷 長谷川香料フレグランス研究所 中村充志 技術研究レポート①
黒糖の香り 長谷川香料フレーバー研究所 前田知子 技術研究レポート②
ムギネ酸類の合成と活性の研究 長谷川香料技術研究所 渡辺広幸 技術研究レポート③
日本のお茶(講演:日本の香料工業、ペットボトル緑茶飲料アンケート) 長谷川香料 相良嘉美 特集
2006年07月(No.22)  Le Roman de la Rose
タイトル 執筆者 コーナー
バラ、馥郁たる香りの秘密 ニース ソフィア=アンティポリス大学理学部香料・分子植物化学研究所助教授 Dr.グザヴィエ・フェルナンデス 巻頭香話
①アレッポ産ローズオイルの分析、②ジャン・ケルレオ氏に訊く、③バラを食べる 長谷川香料①技術研究所 割田泰裕、②フレグランス研究所 小笠原俊彦、③ハセガワレター編集委員 研究ノート
韓国のトイレタリー製品の現状 長谷川香料フレグランス研究所 奈良速岐 技術研究レポート①
甲殻類の世界 長谷川香料フレーバー研究所 西本征弘 技術研究レポート②
神秘の新酵素“ミルトパイン” 長谷川香料技術研究所 川端兆宏 技術研究レポート③
いまいずこ、コート・ダジュールの花畑 -Je reviens(私は戻る) 長谷川香料 相良嘉美 香り紀行
2006年02月(No.21)  Chemical Communication
タイトル 執筆者 コーナー
「感じる匂い」と「動かす匂い」-哺乳類におけるフェロモン研究の現状と展望- 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 森 裕司 巻頭香話
香りのノーベル賞 「嗅覚のメカニズム解明」に与えられた2004年度ノーベル生理学医学賞、リンダ・バック博士講演聴講記 ハセガワレター編集委員 研究ノート
タイの香り 長谷川香料フレグランス研究所 大森祥弘 技術研究レポート①
甘い夏の果実 -モモ- 長谷川香料フレーバー研究所 奥村清志 技術研究レポート②
高純度ポリグリセリン脂肪酸エステル、香料、水三成分系液晶に関する研究 長谷川香料技術研究所 中村哲也 技術研究レポート③
マラッカの大波 -大航海時代の航跡 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2005年08月(No.20)  サンショウ
タイトル 執筆者 コーナー
小粒でピリリ! サンショウの香辛力 お茶の水女子大学生活科学部教授 久保田紀久枝 巻頭香話
辛みと感覚の化学、すべてを活用できる多才な植物、サンショウと仲間たち 長谷川香料技術研究所 割田泰裕 研究ノート
中国におけるシャンプー市場の現状 長谷川香料フレグランス研究所 酒井宏之 技術研究レポート①
モードとしてのフランス地方菓子 長谷川香料フレーバー研究所 菊川大志 技術研究レポート②
血液流動性に対する食品成分の影響 長谷川香料技術研究所 山本直人 技術研究レポート③
大好き、チョコラート イタリアーノ! 長谷川香料フレーバー研究所 内池昌子 スイーツ紀行
2005年02月(No.19)  LAVANDES
タイトル 執筆者 コーナー
ラベンダー その香りの過去、現在、未来 フランス調香師協会名誉会長 ジャン・ケルレオ 巻頭香話
Lavandes&Lavandins(ラベンダーとラバンディン) 長谷川香料 相良嘉美 特集
女性用フレグランスの新しい傾向 長谷川香料フレグランス研究所 宮坂 透 技術研究レポート①
電子レンジ対応食品とセイボリーフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 鈴木敏信 技術研究レポート②
微生物による2-メチル酪酸の光学分割とその利用 長谷川香料技術研究所 立原 徹 技術研究レポート③
ガリーグに香る青い花 長谷川香料 相良嘉美 香り紀行
2004年07月(No.18)  WOODS & HYGIENE
タイトル 執筆者 コーナー
快適居住空間をつくる木の香り 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 谷田貝光克 巻頭香話
①森のやすらぎ、木の香り -アメニティ空間を演出する芳香商品-、②においは、心にどう作用するか -精神生理学の手法でにおいの客観評価をめざす-、③WOODY NOTE 長谷川香料①フレグランス研究所 松田美智子、②技術研究所 井手純一、③フレグランス研究所 今川政樹 研究ノート
整髪化粧品動向とセッティングポリマーの開発実態 長谷川香料フレグランス研究所 海野 猛 技術研究レポート①
コーヒー 生産の実情とフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 織田祐示 技術研究レポート②
光学活性ラクトン類の香気 -マソイアラクトン両鏡像体の合成と香気の研究- 長谷川香料技術研究所 渡辺広幸 技術研究レポート③
西暦79年8月23日 -金ぴか商人町の埋没前日- 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2004年01月(No.17)  GINJO 酒香値千金
タイトル 執筆者 コーナー
吟醸酒の香り 酒類総合研究所所長 吉澤 淑 巻頭香話
吉澤淑先生に聞く:酒の研究はおもしろい、日本酒の官能評価 長谷川香料フレーバー研究所 古賀 聡 インタビュー
イメージの力 -香り、生きる- 長谷川香料フレグランス研究所 浅越 亨 技術研究レポート①
飲料用フレーバーの変遷 -炭酸飲料から茶飲料の誕生まで- 長谷川香料フレーバー研究所 伴野文男 技術研究レポート②
香りの秘密を解き明かす 光学異性体分離GLCカラム(CHIRAMIX®)の開発 長谷川香料技術研究所 田母神成行 技術研究レポート③
パルテノンの麓にて -古典期ギリシアが香る- 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
2003年06月(No.16)  LE PARFUM REVISITE
タイトル 執筆者 コーナー
新しい香りを創造する 調香師の挑戦 フランス調香師会会長 フランシス・チボドー 特別寄稿
香りの故郷グラース 長谷川香料 相良嘉美 取材レポート
アジアの香り フルーツの香りの嗜好調査から 長谷川香料フレグランス研究所 杉本志保 技術研究レポート①
エスニック料理とフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 海野安弘 技術研究レポート②
フルーツプレパレーションとフルーツヨーグルト 長谷川香料技術研究所 横井 俊 技術研究レポート③
「いま、フレーバー研究は」 ①特別座談会:おいしさの創造、②年表:長谷川香料 食品香料技術の歩み ①出席者:茨城キリスト教大学教授 小林彰夫、長谷川香料 石川雅司、司会:長谷川香料技術研究所 藤田 明 ②ハセガワレター編集委員 特集
ルーブルは香る 長谷川香料 相良嘉美 香水紀行
2002年07月(No.15)  JASMIN
タイトル 執筆者 コーナー
ジャスミンの香りとホルモンと 東京大学大学院農学生命科学研究科教授 北原 武 巻頭香話
①産地によって差異が出るジャスミンの光学異性体比率、②デリケートで奥深いジャスミンの香気、③華やかで濃厚な香り ジャスミンとフレグランス 長谷川香料①技術研究所 田母神成行、②フレーバー研究所 武田明積、③フレグランス研究所 奈良速岐 研究ノート
「おいしいフルーツの香り」香水・コロンで大活躍するフルーツ 長谷川香料フレグランス研究所 原 義郎 技術研究レポート①
ストロベリー 長谷川香料フレーバー研究所 武田明積 技術研究レポート②
酵素を利用した乳製品フレーバー 長谷川香料技術研究所 東條博昭 技術研究レポート③
あるフレーバリストの旅:遙かなるヌートカ島へ “ヌートカトン”の語源を訪ねて 長谷川香料 古屋賢治 紀行
最近中国香料事情 巨大で、多様で、活力あふれる中国市場。いま、上海はー。 ハセガワレター編集委員 海外事情
2002年01月(No.14)  Aroma, USA today
タイトル 執筆者 コーナー
雲を吹き飛ばす フレグランス基金プレジデント アネット・グリーン 巻頭香話
アメリカのホームフレグランス ハセガワレター編集委員 マーケティングノート
21世紀の食品産業とフレーバー 安全性と健康がキーワード 長谷川香料品質保証部 岡村弘之 特集
エアケア 長谷川香料フレグランス研究所 市川陵次 技術研究レポート①
冷菓とフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 岩清水 博 技術研究レポート②
超臨界二酸化炭素抽出 長谷川香料技術研究所 松倉勝喜 技術研究レポート③
男の愛-ペリーの香水- 長谷川香料 相良嘉美 香水紀行
2001年06月(No.13)  Flavors in Chinese Tea
タイトル 執筆者 コーナー
烏龍茶とジャスミン茶の香りの秘密 お茶の水女子大学名誉教授 山西 貞 巻頭香話
烏龍茶ベスト3の「個性」を分析する 長谷川香料フレーバー研究所 長谷川 博、技術研究所 藤田 明 研究ノート
中国緑茶の逸品、龍井茶 杭州茶叶研究所所長 駱 少君
浙江大学化学部副教授 郭 雯飛
特別寄稿
中国における香粧品トレンド 長谷川香料フレグランス研究所 小林広治 技術研究レポート①
中国の食文化 中国料理と中国の即席麺 長谷川香料フレーバー研究所 斉藤 司 技術研究レポート②
SPACE法(Solid Phase Aroma Concentrate Extraction) 長谷川香料技術研究所 伊藤 修 技術研究レポート③
中国牡丹礼賛 長谷川香料 古屋賢治 花の文化誌
2000年12月(No.12)  SPICE POWER
タイトル 執筆者 コーナー
香辛料が秘める機能性 大阪市立大学大学院生活科学研究科教授 中谷延二 巻頭香話
おろし生姜、香りのキー成分を探る 長谷川香料技術研究所 黒林淑子、新井 静 研究トピックス
ジンジャー図鑑(①ショウガ科の仲間たち、②ジンジャー vs ショウガ アメリカと日本「ショウガ食文化」の違い) ①大阪市立大学大学院生活科学研究科講師、博士(生活科学)菊崎泰枝、②ハセガワレター編集委員 研究ノート
入浴剤と香り 長谷川香料フレグランス研究所 奈良速岐 技術研究レポート①
レモンオイルとそのフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 川合俊司 技術研究レポート②
ムスクの香り -天然ムスコンの合成 長谷川香料技術研究所 吉川啓輔 技術研究レポート③
合成ムスク 魅惑の香りへ 長谷川香料フレグランス研究所 原 義郎 研究ファイル
エドモン・ルドニツカ氏と私 20世紀の香りの巨匠との出会い、その香り創りを探る 長谷川香料 広山 均 香りの文化誌
「愉しみ」と「こだわり」 香りがもたらす商品の付加価値について ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
2000年06月(No.11) 植物の情報力とその利用
タイトル 執筆者 コーナー
植物はいかに情報を伝達するか -プラント・エコケミカル概論 社団法人植物情報物質研究センター理事長、北海道大学名誉教授 水谷純也 巻頭香話
植物精油の利用(①ティートリー・オイル:アボリジニーの万能薬をオーラルケアに、②レモングラス・オイル:東南アジアのハーブを消臭・防カビに、③月桃オイル:沖縄の「生活植物」を防虫・殺虫に) 長谷川香料①フレーバー研究所 南木 昂、②フレグランス研究所 市川陵次、③技術研究所 渡部一郎 研究ノート
消臭するということと消臭の香り 長谷川香料フレグランス研究所 浅越 亨 技術研究レポート①
チーズの香り 長谷川香料フレーバー研究所 五味俊彦 技術研究レポート②
加圧加熱反応を応用したミートフレーバー 長谷川香料技術研究所 林 誠 技術研究レポート③
ギリシアの先史文化 「イリアス」の香り 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
「マクドナルド化する社会」への一考察 ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1999年12月(No.10)  FUNCTIONAL FOOD
タイトル 執筆者 コーナー
日本が世界に発信した“医食同源” 機能性食品科学 東京農業大学応用生物学部教授 荒井綜一 巻頭香話
①カロチノイド色素の[すぐれもの]を探す、②香辛料の[第7の栄養]ポリフェノールに注目!、③「良薬は口に苦し」ではすまされない 機能性食品におけるフレーバーの役割 長谷川香料技術研究所 ①平井孝昌、②白石 悟、③フレーバー研究所 南木 昂 研究トピックス
バラエティーに富む最近のフレグランス その楽しい香りの世界 長谷川香料フレグランス研究所 宮坂 透 技術研究レポート①
ソフトフルーツ リンゴ 長谷川香料フレーバー研究所 菅原俊也 技術研究レポート②
保存安定性に優れた粉末香料を目指して 長谷川香料技術研究所 中村哲也 技術研究レポート③
私の江戸川柳スパイス考 -香辛野菜と食生活の知恵- 長谷川香料 古屋賢治 食の文化誌
To Drive It,or to Smell Like It?「JAGUAR FOR MEN」 ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1999年06月(No.09)  A Wonder of Green Odour
タイトル 執筆者 コーナー
みどりの香りの秘密 植物とヒトとの不思議な関係 東亜大学教授、山口大学名誉教授 畑中顕和 巻頭香話
①さわやかな〈みどりの演出〉グリーンノート、②フレッシュな〈みどりの味覚〉フルーティーグリーン 長谷川香料①フレグランス研究所 市川陵次、②フレーバー研究所 磯 雅樹 研究ノート
緑という色彩について 早稲田大学人間科学部教授、(財)日本色彩研究所会長 相馬一郎 談話
「アジアの香り」調査から 長谷川香料フレグランス研究所 岡田 功 技術研究レポート①
菓子の試作研究 長谷川香料フレーバー研究所 岡本 亨 技術研究レポート②
アクアスペース 長谷川香料技術研究所 本多 勉 技術研究レポート③
<香油・不死への祈り> ツタンカーメンの妃「アンケセナーメン」 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
歴史が伝える香り、自然が育む香り「ヨーロッパ二つの旅から」 ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1998年12月(No.08)  フレーバー研究の世界
タイトル 執筆者 コーナー
USDAにおけるフレーバー研究 研究者:Research and Development in Flavor Progress、Books Edited by Dr. Roy Teranishi(ロイ・テラニシ) 特別寄稿
香りはコトバだ 長谷川香料フレグランス研究所 浅越 亨 技術研究レポート①
スナックフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 小沼 篤 技術研究レポート②
香料の抗菌作用の応用について -過去・現在・未来- 長谷川香料技術研究所 牛腸 忍 技術研究レポート③
<マレーシア:食のフィールドワーク> マレーシア料理ピリ辛紀行 長谷川香料 藤森幹三、鈴木敏信 紀行
香りのシンフォニー「ワイン」 ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1998年06月(No.07) 活性酵素と闘う
タイトル 執筆者 コーナー
活性酵素から生体を護る 椙山女学園大学教授、名古屋大学名誉教授 川岸舜郎 巻頭香話
紫サツマイモが先生だった!  フレーバーホールダーRC-30の誕生物語 長谷川香料総合研究所 研究トピックス
フレーバーの光による変質防止 抗酸化剤のフレーバー保持効果を探る 長谷川香料技術研究所 稲波 治 研究ファイル
究極のおしゃれ メンズフレグランス 長谷川香料フレグランス研究所 木村 孝 技術研究レポート①
ソフトフルーツ ブドウ 長谷川香料フレーバー研究所 磯 雅樹 技術研究レポート②
花の香気成分について 長谷川香料技術研究所 粟野健一 技術研究レポート③
<タヒチ:美についてのノート> 誘惑 ゴーギャンから香水ルルまで 長谷川香料 相良嘉美 香りの文化誌
マイ・アロマはマイ・ルームで ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1997年11月(No.06)  CHEMICAL MESSENGER フェロモン
タイトル 執筆者 コーナー
生物たちの不思議な[言葉]-フェロモンの話 東京理科大学教授、東京大学名誉教授 森 謙治 巻頭香話
ミカンカメムシ集合フェロモンの絶対立体配置の決定と両鏡像体の合成 長谷川香料技術研究所 天地正康 研究トピックス
フェロモンとフレグランスの間 出席者:東京理科大学教授、東京大学名誉教授 森 謙治、 長谷川香料フレグランス研究所 市川祐司 対談
究極のおしゃれ メンズフレグランス 長谷川香料フレグランス研究所 木村 孝 技術研究レポート①
紅茶の香り 長谷川香料フレーバー研究所 長谷川 博 技術研究レポート②
沈黙の仕事人-酵素- その開発と利用 長谷川香料技術研究所 駒井 強 技術研究レポート③
変貌するアメリカ人の味覚 T.HASEGAWA U.S.A., INC. アーサー・キラトス 海外情報
香り+αが、入浴剤のキーワード ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1997年05月(No.05)  ENZYME・ミクロの錬金術師
タイトル 執筆者 コーナー
ヒト、酵素と出会う 東北大学名誉教授、創価大学工学部教授 一島英治 巻頭香話
酵素がつくる呈味・香味(①イカ肝臓の酵素で苦味ペプチドを除く、②酵素を利用した乳製品フレーバー) 長谷川香料技術研究所 ①駒井 強、②東條博昭 研究トピックス
万葉から現代へ、そして未来へ 酵素利用技術を追うタイムトラベル 出席者:東北大学名誉教授、創価大学工学部教授 一島英治、 長谷川香料 古屋賢治 対談
宥めの香りと朝霧の薫り 長谷川香料フレグランス研究所 浅越 亨 技術研究レポート①
柑橘類のフレーバー 長谷川香料フレーバー研究所 長田 洋 技術研究レポート②
匂いを究める 光学活性体の秘密 長谷川香料技術研究所 伊藤雅通 技術研究レポート③
韓国・最近キムチ事情 長谷川香料 藤森幹三 海外情報
くつろぎの香り、ハーブティー ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1996年12月(No.04)  植物・香気・人間
タイトル 執筆者 コーナー
植物はなぜ匂うか お茶の水女子大学教授 小林彰夫 巻頭香話
花の香り、果実の匂い(①スイセンは、いつどんな状態で最もよく匂うか、②自然状態で、イチゴはいつ匂いが立つか) 長谷川香料技術研究所 ①本多 勉、②伊藤 修 研究トピックス
いま、研究室で「におい・不思議の世界を研究すれば」 出席者:お茶の水女子大学教授 小林彰夫、 長谷川香料技術研究所 岩本 実、黒林淑子 特別座談会
「水」という名の香水 透明な水が香りの流れを変える 長谷川香料フレグランス研究所 市川祐司 技術研究レポート①
クールなハーブ <ミント> 和種薄荷(Mentha arvensis)と洋種薄荷(ペパーミント:Mentha piperita) 長谷川香料フレーバー研究所 南木 昂 技術研究レポート②
エルダーベリー色素の安定性 長谷川香料技術研究所 稲波 治 技術研究レポート③
HOT NEW ORLEANS 「ケイジャン」ほど文化を反映する料理はない 長谷川香料 相良嘉美 海外情報
バラは香りで勝負する フラワービジネスにおける高付加価値は? ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1996年04月(No.03)  FLAVOR & FLAVORIST
タイトル 執筆者 コーナー
食品フレーバーに想う 東京大学名誉教授、お茶の水女子大学名誉教授 藤巻正生 巻頭香話
フレーバリストのおいしい闘い 限りない香りと味への挑戦 長谷川香料フレーバー研究所 特集
龍涎香の香気成分の新規合成法 長谷川香料技術研究所 田村 浩 技術研究レポート①
匂いセンサーの開発と香料分野への応用 長谷川香料技術研究所 井手純一 技術研究レポート②
東南アジアの即席麺研究 長谷川香料フレーバー研究所 伊東 昭 技術研究レポート③
アメリカ食味探訪 T.HASEGAWA U.S.A., INC. 岡村弘之 海外情報
味覚と季節感 ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1995年08月(No.02)  調香の世界
タイトル 執筆者 コーナー
無尽蔵 走り続けてこそ、可能性は無限に広がる 日本学士院会員 向山光昭 巻頭香話
果てしない香りの美を求めて 長谷川香料 広山 均 特集
魅惑の香り、香水 長谷川香料フレグランス研究所 岡田 功 技術研究レポート①
バニラ-マダガスカルの黒褐色の黄金 長谷川香料フレーバー研究所 戸矢千明 技術研究レポート②
メイラード反応と加熱調理フレーバー 長谷川香料技術研究所 奥村烝司 技術研究レポート③
シンガポール最新食事情 T.HASEGAWA CO.(S.E.ASIA)PTE.LTD. 畑江成郎 海外情報
子どもの世界でも、香りマーケットが広がる ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE
1994年12月(創刊号)  20世紀 日本の「香り」物語
タイトル 執筆者 コーナー
創刊のご挨拶 長谷川香料代表取締役社長 長谷川正三 巻頭香話
①20世紀日本の「香り」物語、②そして、長谷川香料の新世紀は、もう始まっています ①ハセガワレター編集委員 ②長谷川香料フレグランス研究所、フレーバー研究所、技術研究所 特集
人と香り フレグランスで広がる豊かな世界 長谷川香料フレグランス研究所 森相欣一 技術研究レポート①
加工食品に見るフレーバーの変遷 長谷川香料フレーバー研究所 石川雅司 技術研究レポート②
自然に学び、科学でつくる香りの世界 長谷川香料技術研究所 矢島 泉 技術研究レポート③
中国のファッションと香料事情 長谷川香料海外事業部 大西 憲 海外情報
これからの消費の主役になりうるか? 第2次ベビーブーム世代を探る ハセガワレター編集委員 KAORI BUSINESS EYE